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2014年07月19日 土曜日 じゃあ指定校推薦は大学側も得するのか ( 塾長ブログ )
はじめにこう書いた。 「優秀な学校で評定が4.0以上あるようなら,普通に受験しても合格できそうな生徒なのだ。その生徒を早目に確保できるのである。」 それで,大学側は本当に得するからやっているのか? 実際は全くそうはならないのである。 私立高校というのはどこも前回書いたようなダメ教師軍団なので,大学側が思っているような優秀な生徒を推薦してくるはずがないのである。 本当に優秀で,関関同立に楽々合格するレベルなら,生徒・保護者に恩を売る必要がない。 本来なら合格できない頭の悪い層しか送り込んでくれない。 それより,優秀な生徒が1つしか合格しないというのは私立高校にとっては「もったいない」話なのだ。 通常,合格可能性が高くても1つしか受験しなければアクシデントで不合格になるかもしれない。だから複数の大学・学部・学科を3つか4つ,あるいは5〜8つくらい出願して,そのうち複数合格した中で最も行きたいところへ入学金を払うというのが一般的なのだ。 うまくすると優秀な生徒一人で関関同立に8つくらい合格するかもしれない。そして,その数は来年の生徒募集パンフレットに載せられるのである。こういう生徒がたくさんいれば,実際に合格した生徒が20人くらいでも,合格数を50人以上掲載できたりする。それをやりすぎたのが「水増し合格」の騒動だ。 7〜8年くらい前,あろうことか,関西の多くの高校で優秀な生徒に受験料を払い,高偏差値の大学を受験してもらって,合格数を荒稼ぎしていたことが発覚した。 そうまでして,難関大の合格数を多くして生徒募集につなげたいのは理由がある。パンフレットの合格数は水増ししていなくとものべ人数だから,実際にどれくらい進学したかを調べないと意味がないのだが,多くの保護者・受験生はその数字を真に受けてだまされるのだ。卒業生200名で関関同立が100名だと,2人に1人はそのレベルになって卒業しているような錯覚をする。 実際の内わけは特進1クラス40名になるべく多く受験させて70くらいの数をキープ。 普通の進学コースの上位15名(=もちろん特進の生徒より学力が低い)が指定校推薦で合格。残りは特進の浪人生で15以上は見込める。つまり,普通のコースからは上位の指定校推薦者以外は難関私立は無理って話なのだ。なのに,特進40名,普通進学160名となっていれば,なんとなく5割くらいの可能性を夢見てしまうのである。しかも入学時点では特進コースへ編入可能とか甘いこと言われるし。 まあ,そういうわけなので,大学へ推薦されるのは決まって普通に受験したら合格できない層=学力が低い生徒なのだ。 大学側が期待している学力も人物面もすばらしいという生徒が推薦されて来ることはめったにない。 それどころか,下位クラスで指定校推薦をもらうために,先生に媚を売ったり,ハイジとクララの関係のように友人同士で騙し合い・駆け引きをしたりというしたたかで性格悪い奴も相当数混ざってくる。それを受け入れる大学の先生の評判はすこぶる悪いのである。おそらく大学の先生100人に指定校推薦についてどう思うか聞くと,リアルに98人くらいは非常に困っていると答えるのではないか。あとの2名は何とも言えないとの回答だろう。いい生徒も入ってくる場合があるから。 つまり,大学の先生たちは指定校推薦はできることなら廃止したいのである。 実際のところ,これが学生確保につながる=高校のご機嫌を取る方策として,入試関係の部署が主導して指定校推薦入試を継続しているのである。現場は廃止したいが,学生が集まらないと給料がもらえなくなるので仕方なく許容しているのだ。 そういうわけで,入学者数を確保したい大学の入試部と進路実績等々で楽をしたい高校側の思惑によって成立しているのが指定校推薦入試といえるのだ。 さてさて,長い連載となったが,実はこの件に関して書きたいことがあるのだ。 今までの話はその話のための予備知識編だ。 その話とは・・・ にほんブログ村 にほんブログ村
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